被爆アオギリ二世

先週の金曜日から3日間、プライベートで広島市に行っておりました。
通常は瀬戸大橋経由で3時間半の道のりですが、山陽道で二カ所事故処理の為の渋滞があり、5時間近くかかってしまいました。



DSC_0187.jpg

広島市内の量販店に入ってみると、広島東洋カープのセリーグ2連覇を祝う優勝セールをしていました。
ワタクシのひいきチームは、子どもの頃は巨人で成人期は長い間阪神でしたが、今はすっかりカープファンになっています。
カープには次のクライマックスシリーズを勝ち抜き、日本シリーズで日本一になって欲しいと思います。
他のチームのファンの方、ごめんなさいね(^^)

さて翌日の土曜日。




運動会_edited-1

広島市内のある小学校を借りて、ある幼稚園の運動会が開かれていました。

ところで、今日の記事は運動会の事ではありません。




折り鶴

その小学校の校庭に「平和の折りづる」が飾られていました。
そしてその横には・・・



アオギリ

1本の古いアオギリの木が立っていました。



説明板_edited-4

アオギリの足下に立っている説明板です。 
このアオギリは被爆二世のアオギリだとのこと。

小学校の校庭からは幼児の歓声が聞こえてきます。
この子たちの上に、二度と原爆を落とさせないのは大人達の責任です。



被爆国日本の首相が、国連でトランプに追随し「対話より圧力を!」と声高に訴えました。
圧力一辺倒では、かっての日本のように「窮鼠猫を噛む」ことになる危険性があります。
また、北朝鮮のICBMが完成する前にアメリカが先制攻撃すれば、アメリカ本土は無傷ですが日本には弾道ミサイルが降り注ぐでしょう。
その中には核兵器が搭載されたミサイルがあるかもしれません。想像したくないことです。
安保法案が成立して2年で、早くもアメリカの戦争に巻き込まれる危機が生じました。 

それにしても、この時期に衆議院解散とは! 



原爆がテーマの歌は数多くあるけど、さだまさしの「広島の空」をお聞き下さい。

くり返さないで くり返さないで・・・


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18 : 43 : 54 | 戦争の記録 | トラックバック(0) | コメント(4) | page top↑

白菊鎮魂碑と、海を見つめるお地蔵さん

一昨日、物部川河口を見た後、数年ぶりにすぐ西にある白菊鎮魂碑(高知海軍航空隊之碑)を見に行きました。
高知龍馬空港の前身は旧高知海軍航空隊で、練習機である白菊に乗って多くの若者が沖縄の米軍への特攻作戦に参加し尊い命を落としました。



鎮魂碑

鎮魂碑は昭和62年5月24日に、航空隊の元隊員有志によって建立され、「鎮魂・高知海軍航空隊之碑」と刻まれています。



プレート

台座正面に、石のプレートに白菊特攻隊のことが刻まれています。


太平洋戦争が熾烈を極めた昭和十九年三月
日本海軍は偵察搭乗員育成の急務に迫られこの地に
偵察練習航空隊として高知海軍航空隊を開設した。
未曾有の国難に殉ぜんと、二千有余の隊員は日夜猛訓練に
励み、訓練を終えた若鷲達は順次決戦の大空へと飛び立って行った。
この間、襲来する敵機との対空戦闘や訓練中の事故等で、多くの
隊員が犠牲となり無念の涙を呑むという痛ましい事態もあった。
然るに戦局は好転の兆しを見せず、遂に最後の手段とも言う
べき一機一艦体当りによる特別攻撃が決行されるに至り、
二十年三月、新たに「神風特別攻撃隊菊水部隊白菊隊」
が編成され、訓練用として使用していた機上作業練習機
「白菊」が次々とこの滑走路より飛び立ち、南九州の鹿屋
特攻基地から沖縄作戦に参加した。二十年五月より六月に
わたる四次の攻撃で、二十六機五十二名の隊員が敵艦船に
壮烈なる体当たりを敢行し、多大の戦果を挙げたるも、惜しいかな
僅か十七、八才の少年飛行兵を含む若く尊い生命が
沖縄の空に散華した。 二十年八月、太平洋戦争終結と
共に僅か一年六ヶ月をもって高知海軍航空隊は解隊され、
数々の悲話を秘めた短くも悲しいその歴史を閉じたのである。
今、曾ての同志この地に相寄り往時を偲び、再びこの悲劇を
繰り返すことなく、永遠の平和を誓いながら、碑に鎮魂の
文字を刻み、殉国の友の御冥福を祈る。

 昭和六十二年五月二十四日
  高知海軍航空隊元隊員有志一同



白菊

台座裏側には白菊の姿と仕様が刻まれています。
最高速度が226km/hとありますが、これに250kg爆弾を2個積めば更に遅くなります。
当時の米海軍の主力戦闘機F6Fヘルキャットは時速600km以上だったので、簡単に撃墜されたものと容易に想像出来ます。

邪道と言われた特攻作戦ですが、終戦まで延々と続き多くの若者が命を落としました。
戦争は人間を狂気にします。
北朝鮮の核兵器に対抗する為、日本も核武装すべきと煽る論調がネットで見受けられますが、この碑を見ていると頭を冷やせと言いたくなります。


ところで、忠魂碑のすぐ南の県道の側に・・・



常夜灯

古いお地蔵さん常夜灯が建っています。



地蔵

お地蔵さんは麦わら帽子を被っていて、座って海の方をじっと見つめています。
台座に文久3年正月と刻まれていますが、文久3年(1863年)は安政の大地震(1855年)の8年後です。
津波に流された子供を想って建てたのでしょうか。
お地蔵さんの左に建っている石板には
六道能化に身をやつし 苦海にしづむ我等には たすけ給へる地蔵尊
と刻まれていました。

白菊鎮魂碑と、海を見つめるお地蔵さん。
命の大切さを教えてくれているように思いました。



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高知大学物部キャンパスの高知海軍航空隊通信所跡


現在の高知龍馬空港の前身は高知海軍航空隊であり、1941年に旧三島村の約7割にあたる220haを強制的に接収して飛行場と関連施設が建設されました。
戦後、海軍航空隊の滑走路部分は高知空港になり、北側の兵舎等は高知大学農学部(現在の農林海洋科学部)となりましたが、現在も戦争遺跡がいくつか残っています。



駐車場

海洋コアセンターの東側に新しく出来た駐車場の地下に、海軍航空隊の耐弾式通信所跡が当時の姿のままで残されています。
地下の施設は高知大学か南国市役所の許可がないと見学出来ないので、地上部分だけ見学することにしました。

ここには、東西南北の4カ所に通信所があったそうです。
それぞれの通信所入口には、3年前に南国市教育委員会が発掘調査した後、四角いコンクリートの建造物が建っていました。



第1通信所

第1通信所入口の建造物です。
ドアには鍵が掛けられ、施設を説明したパネルが張られていました。



通信所跡1

第1通信所のパネルです。
パネルには高知大学構内戦争遺跡位置図、通信所跡分布図、通信所跡の説明と内部の写真が載っていました。



第4通信所

第4通信所入口の構造物です。
4つの構造物はほとんど同じ形をしています。

以下、第2~第4通信所のパネルを張っておきますので、戦争遺跡マニアの方はぜひクリックしてみて下さい(^^)



通信所跡2

第2通信所のパネル



DSC00549.jpg 通信所跡4

第3,第4通信所のパネル。
あれっ! 戦争遺跡位置図の方向がマチマチで、上が北になってないので見にくいなぁ。

戦争遺跡位置図に指揮所壕が載っているので見てこよう。



指揮所_edited-1

指揮所壕は高知龍馬空港との境界にある市道沿いにあります。
防風林の向こうの黒っぽい構造物が指揮所壕ですが、道路側からは木がジャマになってよく見えません。



指揮所1

北側のトヨタレンタカーとの境から見てみると「かまぼこ形」のコンクリートで被われていて、入口はどこにも見当たりません。
しかし、多くの戦争遺跡が破壊されている中で、地上と地下施設の両方が残されている貴重な遺跡です。

指揮所壕の南にある農場では、10頭以上の土佐赤牛が草をのんびり食んでいました。
この平和な時が何時までも続くことを望みます。
戦争は絶対いかんでよ! 


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琴平山の戦争遺跡

南国市三和地区の琴平山には終戦間近に本土決戦のための陣地が築かれていました。
一昨日、琴平神社に参拝に行った時、何年ぶりかに陣地跡を見てきました。


表忠碑

琴平神社から山の尾根を数十メートル東に行くと、木々が切り開かれ立派な表忠碑が建っています。
近づいてみると「陸軍大将一戸兵衛書」と刻まれていました。
一戸兵衛は「坂の上の雲」にも登場する軍人で、日露戦争で旅順を攻略したことで有名です。
この碑、いつ頃誰が建てたのでしょうか。

この碑の周辺が琴平山陣地で、砲台、防空壕、トーチカ、塹壕などが縦横に配置されていたそうです。
その多くは戦後GHQの指示で破壊されましたが、その痕跡が今でも何カ所か残っています。


塹壕

表忠碑の少し西の北斜面に掘られた塹壕です。
70年の間に、塹壕には土や木の葉が大量に積もっていました。


防空豪跡

塹壕は防空壕につながっていて、防空壕の入口はコンクリートで塞がれていました。
そして防空壕から10mくらい下手には…


注意書き

南国市が作った古い「注意書き」です。
この注意書きのおかげで、ここが防空壕の跡であることが分かりました。


トーチカ跡

表忠碑を2,30m南東に下ったところに、破壊されたトーチカの跡があります。
伐採した樹木に隠れていてよく見えませんが、大小のコンクリート塊が埋まっていました。


がれき1 がれき2

破壊されたコンクリートの塊です。
70年間放置されたままのようです。


空港方向

トーチカは、海軍航空隊の飛行場だった高知龍馬空港の方向を向いて構築されていました。
このトーチカは飛行場を護るため造ったと思われます。


塹壕跡

トーチカの裏手には曲がりくねった塹壕が掘られていました。
土砂や木の葉が堆積していますが、深さは2m以上あるようです。
この塹壕は、トーチカへの弾薬補充や連絡に使われたと思われます。
塹壕は銃弾や爆風からの被害を少なくするため、クランク状に折れ曲がっています。


池

表忠碑と琴平神社の間に小さな池がありますが、これは砲台の竪穴跡に水が溜まったものだそうです。
もし仮に連合軍(米軍)が土佐湾に上陸していたら、上陸前の艦砲射撃と空爆によって、琴平神社も陣地も跡形なく吹き飛んでいたことでしょう。
戦後70年、戦争への道は断固拒否しなければと思います。


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墓参に思う

シルバーウィークに入って良い天気が続いています。
今日は彼岸の入りだったので、実家の墓参に行ってきました。


彼岸花

国分川上流の道路の縁に彼岸花が咲いていました。
この花、毎年決まったように彼岸に咲きますが、どうしてなのか不思議です。


墓地_edited-1

まだ誰も墓参りに来ていなかったので、墓地に植えてある榊の枝を切って納骨堂と墓石の花立てに差しました。
太平洋戦争以前は冠婚葬祭を仏式で行っていたそうですが、昭和18年以後は神式に変わったので榊は必須です。
この後、切り花とお菓子を備えました。


墓地側面

これは太平洋戦争で戦死した叔父の墓石です。
側面に昭和18年1月10日に東部ニューギニアのギルワで戦死したと刻まれています。
当時、戦死者は靖国神社に祀られたので、それで家の葬祭を仏式から神式に変えたとのことでした。
このようなことは今では考えられませんので、当時の軍国主義の影響は凄かったと思います。


十字架

祖父の墓石の上部に+の印が浮き彫りにされています。
祖父はクリスチャンだったそうですが、二十代の若さで3人の子を残し病死したそうです。
十字架の形が上下対称になっていますが、赤十字の十字ではありません。
十字架の形にも色々あって、この形は「ギリシア十字」と呼ばれ、ギリシア正教はもちろんカトリック、プロテスタントでも使われるそうです。

ところで昨日、憲法違反と言われる安保法案が強引に裁決されました。

世論調査 世論調査2

直前のNHK世論調査の結果です。
圧倒的多数の国民の声よりアメリカとの約束を優先し、解釈改憲という禁じ手によって憲法の上に内閣を置いたことは法治国家の枠を大きく踏み越えました。

歴代内閣の憲法解釈を変更し、海外での米軍支援に踏み出す事になる日本ですが、立憲主義と民主主義の復活を目指す国民の戦いはこれからも続きます。


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