五つ鳥居の藁原神社

地域コミュニティの中心と言えば学校や公民館、図書館等の文化施設など色々ありますが、時を溯れば神社やお寺がコミュニティの中心だった時代があります。
特に神社は天皇制との関係で、国民を戦争へ精神的に動員するのに利用された時期がありました。
このブログには神社仏閣のカテゴリーを作っていますが、これは神社やお寺を歴史的建造物、文化財、地域コミュニティの場として位置付け紹介する為です。
最近、全国の神社を統轄する団体が、国家神道の復活を視野に憲法改正の署名をしていますが、このようなアナクロニズムには賛同致しかねます。

さてそこで、今回も神社の紹介です(^^)



一の鳥居

香美市土佐山田町須江の香長小学校東の県道脇にこのような鳥居が建っています。
扁額に藁原神社と書かれていますが、実ははまだこの神社へ行ったことがありません。
1ヶ月ほど前、どんな神社か見に行ってみました。



二ノ鳥居

一の鳥居を100m位行くと参道が90度に折れて第二の鳥居が建っていました。
どうやら藁原神社は正面の鎮守の森の中にあるみたいです。



参道

参道にはさらに3つの鳥居が建っています。



藁原神社

最後の鳥居は神社境内の前に建っていました。
これが第五の鳥居ですが、小さな神社なのに何でこんなに鳥居が多いのだろう?



狛犬左 狛犬右

第五の鳥居の前に鎮座している大正12年建立の狛犬です。
この狛犬くん、小さな神社にしたら立派で強そうです。



手水場 百度石

境内に入ると左側に手水場があり、すぐ隣りに百度石が建っていました。
手水石の刻字は読みにくかったですが、かすかに「天保十」と思われる文字が見えました。



手水石

手水場の右側には、以前に使っていたと思われる手水石が杉の木の根元に置かれていました。
杉の木が「重たい!」と言っていますよ(^_^;)



拝殿

藁原神社の拝殿です。
向拝の無い、入母屋造りの簡素な拝殿でした。



本殿

流造(ながれづくり)の本殿です。
流造は全国で最も多い神社建築様式です。
ところで、この神社には案内板が無く、御祭神、勧請年月、沿革等は不明でした。



古木1

拝殿の裏側にこんな老木が立っていました。自然が作った芸術品で、空洞から向こうの景色が見渡せます。
台風にも負けず、このような姿で生き続ける事が出来るのは神様のご加護でしょうか?
藁原神社、相当のパワースポットに違いない!



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伊野の大黒さま(椙本神社)

小村神社からの帰り道、いの町の椙本神社を参拝しました。
椙本神社は創建1200年を超えるといわれ、高知県民には「伊野の大国さま」の愛称で親しまれています。
祭神は大国主命、素戔嗚尊(すさのおのみこと)、奇稲田姫命の三神で、縁結び、商売繁盛、家内安全、五穀豊穣、病気平癒などの 神徳があると言われています。



鳥居

椙本神社の一ノ鳥居です。
街路に接するように建っています。



狛犬

一ノ鳥居の両側には、明治11年に奉納された狛犬くんが鎮座しています。
台座にも彫刻があって、なかなか立派です。



二ノ鳥居

一ノ鳥居のすぐ奥には二ノ鳥居が建っています。



歌碑 (2)

二ノ鳥居の前に有名な民族学者である折口信夫の歌碑が建っていました。
う~ん、達筆すぎて読めません(^_^;)

いののかみ この川ぐまに よりたまひし
           日をかたらへば ひとのひさしさ
 (椙本神社HPより)



池2

参道を更に進むとがあり橋が架かっていました。
池には鯉がたくさん泳いでいて風流でした。



境内社

参道の右側に境内社も三社建っていました。
向かって左から秋葉神社、恵比寿神社、水神社です。



DSC09934.jpg

椙本神社の拝殿です。
さすが商売繁盛の神社らしいい風情です。
三柱の神様に色んなお願い事をしておきました(^^) 



本殿

本殿です。
朱色が大分色あせていました。



歌碑

境内に立っていた国学者・鹿持雅澄(1791~1858年)の歌碑です。
みぬさとるはふりが家の朝戸出に あさめよろしく花を見るかも

う~ん、むつかしい(^_^;)


ところで椙本神社一番のお宝は、金倉時代に作られた重要文化財の八角形漆塗神輿です。

神楽
(椙本神社HPより

神輿は秋の大祭の御神幸(おなばれ)で複製が担がれます。



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土佐二ノ宮・小村神社

高知県に3つしかない国宝の1つが御神体の神社が日高村にあります。
その神社は小村神社(おむらじんじゃ)といい、高知市一宮にある土佐神社に次ぐ土佐国二ノ宮として位置付けられた神社です。
小村神社は587年に創建され1400年以上の歴史を持ち、祭神は国常立命(くにとこたちのみこと)で、国宝に指定されている「金銅荘環頭大刀」が御神体です。

小村神社には20年以上行ってないので、清瀧寺からの帰りに行ってみました。




第1鳥居

国道33号のすぐ北側にある神社駐車場に車を留め、約300m北側にある社殿へ向かいます。



参道

真っ直ぐな参道の両側は杉並木になっていて、所々に桜の花が咲いていました。



狛犬1 狛犬2

杉並木の中の、コロコロとした古い狛犬です。
明治12年の寄進だそうです。



境内

杉並木を抜けると神社境内です。
正面に社殿があり、左側に社務所、右側に尚徳館が建っています。




拝殿

社殿は江戸時代中期の宝永2年(1705年)に造営され、本殿・幣殿・拝殿で構成された複合社殿でです。
本殿前の拝殿は出蜻蛉(でとんぼ)」形式で、屋根は銅版葺きです。




本殿

どっしりした造りの本殿です。



庭園

社殿の東側は日本庭園になっていて、奥に境内社である劔神社と秋葉神社、そしてレンガ色の神庫が建っています。



牡丹杉

本殿の背後には、「燈明杉」と呼ばれる牡丹杉が立っています。
伝承では樹齢1000年といわれ、樹高25m、胸高直径2.7mの巨木で、下枝部の葉は一般的な杉型ですが、上枝部の葉は牡丹型の珍しい樹形をしています。
言い伝えでは、宝永2年(1705年)の仁淀川洪水や、安政元年(1854年)の安政南海地震、日露戦争などの異変に際して梢に霊火が点灯したといい、「燈明杉」の名はこれに由来するそうです。


ところで御神体の太刀は、日高村のホームページに次のように記されています。



太刀

国宝指定「金銅荘環頭太刀拵・大刀身(こんどうそうかんとうたちごしらえ・たちみ)」
1400年ほど昔から小村神社の御神体として奉祀されたもので、今日まで完全な姿で伝わる日本で唯一の伝世品で最古の宝剣。
鞘は金銅と板金で作られており、1958年、国宝に指定されました。
毎年11月15日の秋例大祭時にのみ一般の拝観ができます。
レプリカが、村の駅ひだか内に展示されています。


レプリカでもいいから今度村の駅へ行ったとき見てみよう!(^^)



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四国霊場第35番札所・清瀧寺

昨日、土佐市の四国霊場第35番札所・清瀧寺、日高村の小村神社、伊野町の椙本神社を参拝してきました。
3カ所も行ったので、きっとご利益があるでしょう(^^)

清瀧寺は高知自動車道の土佐ICから車1台がやっとの山道を10分くらい上がった、醫王山(いおうざん)の中腹にあります。
723年に行基菩薩が寺を開創し、その後弘法大師がこの地で修業をした際に金剛杖で岩をついたところ、清水が湧き出たと言われ寺の名前の由来になっています。




山門

清瀧寺の山門です。
門の左右に仁王像が立っていますが、相当老朽化していて破損しているところもありました。



天井画

山門の天井には、明治33年(1900年)の久保南窓の筆によるの絵が描かれています。
見上げてみると、睨まれているようでコワイッ!



清瀧寺

清瀧寺の境内です。
本堂と大師堂が並んで建っていて、その前に厄除け薬師如来像が立っています。
この二堂は一段高いところに建っているので、先に境内を西から東へ回ってみました。



高岳親王塔

境内の南西に「入らずの山」と呼ばれる小高い丘があり、その頂上付近に高岳親王の逆修の塔(人が生存中に建立する墓標)といわれてきた五輪の塔があります。
ここは聖域のため、立ち入りが禁じられています。



厄除薬師如来

本堂前には、清瀧寺のシンボルとも云うべき15m近くある巨大な厄除け薬師如来像が立っています。
台座の下から「戒壇めぐり」が出来ますが、厄年でないので入りませんでした。



子育地蔵

子安地蔵も祀られていました。
お菓子に混じって菊正宗もありますが、お地蔵さんもお酒を飲むのか?



納経所

境内の一番東には本坊納経所があります。
写真には写っていませんが、本坊の日本庭園は素晴らしいです。



本堂

境内中央部に戻り、石段を上がると本堂が建っています。
本堂はあまり大きな建物ではありませんが、どっしりとしていて風格があります。



大師堂2

本堂の西側に建っている大師堂です。
本堂を少し小さくしたような形をしています。



観音堂

境内の一番西には観音堂が建っていて、その背後にはたくさんの石仏が並んでいました。



滝

ここを見ずして清瀧寺に来たと言えましょうか!
本堂の右奥に小さながあって、清水が流れ落ちています。

ご詠歌:澄む水を 汲めば心の 清滝寺 波の花散る 岩の羽衣



遠景

清瀧寺境内からは土佐市の遠景が展望出来ます。
ここしばらく暖かい日が続いていて、山や平野部の緑も大分濃くなりました。
土佐路はもうすぐ田植えが始まります。


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長宗我部一族と家臣を祀る秦神社

雪蹊寺を参拝した後、北東側に隣接する秦神社へ行きました。

まず最初に秦神社の簡単なご紹介。

明治初年の廃仏毀釈により、雪蹊寺が廃寺になったため、雪蹊寺に安置されていた元親の木像や、戸次川合戦戦死者の霊板などを御神体として創建された。
『秦』の名は、長宗我部氏の先祖が「秦」姓であったことに由来するものである。この神社の社宝とされている「絹本著色長宗我部元親画像」は、国の重要文化財に指定されており、今日に伝わる唯一の元親の肖像画である。現在その肖像画は高知県立歴史民族資料館に寄託されており、複製画が一般公開されている。
(高知市ホームページより)



鳥居

秦神社の鳥居狛犬です。
鳥居は雪蹊寺山門のすぐ東側にあります。



DSC09648.jpg

鳥居を抜けると秦神社の由来を書いた説明板が立っていました。
クリックすれば大きくなるので、興味のある方は読んで下さいね(^^)



参道

秦神社の参道です。
参道は雪蹊寺境内の東側に隣接して造られています。
鳥居から数十m歩くと、真正面に社が見えてきました。



拝殿

どっしりと落ち着いた雰囲気の秦神社の拝殿です。



イラスト

拝殿の右側に元親のイラストを掲げていました。
男前すぎる(^^)


戦没者標

拝殿前に、戸次川の戦いで戦死した長宗我部信親と家臣達の戦没者名標が建っていました。
戸次川の戦いで長宗我部軍は740余名の戦死者を出していますが、よくぞこれだけの名簿が残っていたものです。



屋根

本殿の銅板葺きの屋根と、千木・鰹木の造形が何とも美しい。
ややっ!後方に杉の木の花が(^_^;)



慰霊の碑

本殿の東奥に長宗我部盛親公慰霊之碑が建っていました。
平成27年の建立だそうです。
元親の四男である盛親は、長宗我部氏最後の当主で大阪の陣で戦死しています。



西宮神社鳥居

境内の西側に鳥居が建っていました。
この神社は??



西宮神社説明板 西宮神社参道

神社の由来書です。クリックすれば大きくなります。
この西宮神社は秦神社よりずっと古い神社なんですね。
どんな神社か行ってみよう!



西宮神社

西宮神社は、くの字型の参道を数十m上がったところにありました。
歴史の古い神社にしたら簡素な造りでした。

長宗我部氏ゆかりの雪蹊寺と秦神社に参拝したので、この後、元親が岡豊城の次の居城とした浦戸城へ行くことにしました。
次回へ続く・・・



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