白木谷国際現代美術館の企画展

昨日から彼岸入りしたので実家の墓掃除に行き、午前中に終わったので南国市白木谷の白木谷国際現代美術館の企画展を観に行きました。

白木谷国際現代美術館は県展無鑑査の洋画家で、中央画壇でも高い評価を得ている武内光仁氏が愛情を注いで完成させた手作りの美術館です。
現在、企画展「野外、遊歩道は今年も花・花・花。館内は満載の力作展」を開催中です。



美術館

美術館の南側では雪割り桜が満開になっていました。
館内へは赤いオーニングテントのある喫茶店から入ります。
この企画展には、主に高知県を代表する美術作家36人の作品が展示されていました。

写真撮影OKだったので、南国市出身作家の3作品をご紹介します。



展示2

当美術館代表、武内光仁氏の作品です。



作品1 DSC_0596.jpg

故島村義一氏と、入交啓氏の作品です。



立体作品

屋外には武内光仁氏の大型立体作品がたくさん展示されています。
ボーリングのピンを使った作品や、廃車したバスを使った大型作品が見えています。
シュールじゃねぇ(^^)



河津桜

遊歩道を歩きながら屋外の立体作品を観ていると、河津桜が満開になっていました。



作成中

白木谷川の対岸に工事現場があり、カンカンと金属音がし溶接の火花が飛んでいるのが見えました。
一体何を造りゆうがじゃろ??



コーヒー

作品の鑑賞を終え喫茶店まで帰ってきました。テーブルも武内氏のデザインです。
コーヒー付きで入館料500円はリーズナブルすぎます(^^)

対岸の工事のことを聞いてみると、武内氏が大型の立体作品を製作中だとのことでした。
芸術家って溶接の技術や体力がいるんですね(^^)



Dm32[1]

企画展のポスターです。クリックすれば大きくなります。
会期は4月25日(火)までとなっています。
2名以上であれば無料送迎もあるそうですので、ぜひご鑑賞下さい。

今咲いている花が終わっても、これからはソメイヨシノや桃の花が咲いてくるのでお花見も楽しいと思いますよ(^^)



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20 : 26 : 06 | アート | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑

瀬戸芸・讃岐の晩餐会

直島から高松港まで帰り、「讃岐の晩餐会」へ参加するため午後4時前に高松駅に行くと、迎えのバスが2台待っていました。
「讃岐の晩餐会」とは国の特別名勝「栗林公園」を散策した後、指輪ホテルによるパフォーマンス鑑賞と、香川県産食材を使った食事を楽しむという瀬戸内国際芸術祭の旅の締めくくりにふさわしいイベントです。



栗林公園

何年ぶりかに来た栗林公園は、さすが特別名勝だけあって素晴らしい景観でした。
園内随一の撮影ポイントである「飛来峰」から見た南湖周辺の景色です。遠くに歴代藩主が茶室に使った掬月亭が見えています。

栗林公園には栗の木は10本ぐらいしか残ってないそうですが、松の木が3000本くらいあって約1000本が手入れ松だそうです。



ハート型

おおっ!ハートの形がクッキリ!!
南湖に浮かぶ小島・杜鵑嶼(とけんしょう)で一際目立つ「恋つつじ」です。
若いカップルに大人気だそうですが、ワタクシぐらいの歳になると全然ときめきません。



舟 鯉

南湖では殿様気分で「舟遊び」が出来ます。乗りたかったけど時間がありませんでした。
またたくさんの錦鯉がいて、「なんかちょうだい!」と近寄ってきますが、大鯉ばかりで小さい鯉がいません。
小さな鯉は鳥に食べられてしまうそうです。


園内の商工奨励館と讃岐民芸館には、正規の展示物に混じってたくさんの芸術祭参加作品を展示していました。
館内の撮影は気が引けたので、屋外展示の作品を3点だけご紹介します。


移動式住所

移動式住所という作品です。
自転車で引っ張るところが何ともユーモラスです。



UFO.jpg ロボット

UFOロボットです。




パフォーマンス1 パフォーマンス3

桧御殿跡で指輪ホテルパフォーマンスが始まりました。
この種のパフォーマンスを見るのは初めてで、ジワッと不思議な世界に引き込まれていきました。
パフォーマンスは「讃岐の晩餐会」の会場前まで観客を誘導し、そのまま晩餐会へと移りました。



晩餐会

指輪ホテルは東京のパフォーミングアーツ・カンパニーですが、この「讃岐の晩餐会」には大勢の讃岐の人が関わっているそうです。
晩餐会のシェフはもちろんプロですが、配膳係などスタッフの多くは地元のボランティアさんだそうです。



マリネ

フルーツピューレのソーダ割」と、前菜の「瀬戸内のマリネ



スープ

島スープ



肉

メインディッシュの「オリーブ牛とオリーブ夢豚のロースト 地元の野菜添え

オリーブの粉末を餌に混ぜて飼育したという牛と豚のロースト、最高のお味でした(^^)
始めて食べたオリーブの漬け物も美味しかったです。
讃岐産のワインも出たけど、運転手なので・・・(T_T)



押し寿司

サワラの「押し抜き寿司」も、これまた最高でした(^^)
瀬戸内海のサワラは有名ですが、何故だか土佐湾ではあまり獲れません。



お土産

帰り際に頂いた「讃岐のお土産」は、保多織の巾着和三盆でした。有り難うございます(^^)
そしてスタッフの皆さんがバスまで見送って下さり、夜の栗林公園を後にしました。


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19 : 38 : 35 | アート | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑

瀬戸芸・直島

昨日、瀬戸内国際芸術祭を見に直島へ行ってきました。
今回の秋会期は、直島・豊島・女木島・男木島・小豆島・大島・犬島・本島・高見島・粟島・伊吹島の11島と、高松港・宇野港周辺で開催されていて、どこに行こうか迷いましたが、夕方に栗林公園で催される瀬戸芸関連イベントである「讃岐の晩餐会」へも参加することから、現代アートのメッカでアクセスが良い直島にしました。



高松港

家を午前5時半に出発し、約2時間で高松港に着きました。
日曜日とあって、直島行きの第1便には長い行列が出来ました。



瀬戸内海

天気も上々で、連絡船(フェリー)から西の方を見ると、かすかに瀬戸大橋が見えています。
1時間弱で直島に着き、ベネッセハウス行きの臨時バスに飛び乗りました。
直島の展示会場は、宮浦・本村・ベネッセハウスの3エリアに分かれていますが、先ずはベネッセハウス周辺の美術館へ行き、本村はパスして、連絡船までの時間に宮浦の屋外作品を鑑賞することにしました。



歌碑

ベネッセハウス手前のつつじ荘で下車し、庭に入ると崇徳天皇の歌碑がありました。
松山や まつの浦風 吹きこして しのびてひらふ 恋いわすれ貝
下の四角い石碑によると、保元の乱で敗れた崇徳天皇が讃岐へ都落ちする際、3年間も直島にとどまたそうで、京の都を恋う思いを抑える気持ちを詠んだものだそうです。
ところで「恋いわすれ貝」とは一体どんな貝?



ツツジ荘から

つつじ荘の庭から西を見ると、ベネットハウス手前の突堤の先に、草間彌生の黄色い「南瓜」が見えています。
波も静かだし、砂浜を歩いて行こう!



黄南瓜

南瓜の周りでは、外国人の家族が記念写真を撮っていました。
瀬戸芸には外国人の作品も多く展示されていて、外国人観光客が大勢来ています。
ところで草間彌生さん、今年の文化勲章の受賞が決まりましたね。おめでとうございます(^^)


黄南瓜接写

突堤の先に行って南瓜を撮りましたが、全体が入りませんでした。これ以上下がると、海に落ちてしまいます(^^;)
下の海面を見ると、15cmほどのウミタナゴの大群がいました。



ラクダ

ベネッセハウス周辺にはたくさんの屋外作品が展示されていますが、ニキ・ド・サン・ファールの「らくだ」だけご紹介します。
背中のコブが植木鉢になっているところが、何ともユーモラスです(^^)



ベネッセハウス

周辺の屋外作品を見ながら、坂道を登ってベネットハウスミュージアムに来ました。
美術館とホテルを兼ねたこの施設は、「自然・建築・アートの共生」をコンセプトに、世界的建築家・安藤忠雄の設計によるものです。
作品鑑賞パスポートを持っている相方さんは無料ですが、パスポートを持っていないワタクシは入館料1030円を払いました。
館内は地上2階・地下1階になっていて、たくさんの作品が展示されていました。来て良かった~(^^)



李美術館庭

ベネットハウスミュージアムを出て、地中美術館に行く途中、安藤忠雄が設計した李禹煥美術館に入りました。
谷あいから海へとつながる地形を活用し、広い庭園には自然石を使った作品が置かれていて、館内にも自然石や鉄板を使ったシンプルな作品が多々あり、安藤忠雄の設計した展示室の空間とのバランスが、何とも言えない不思議で神秘的な雰囲気を醸し出していました。
入館料は1030円でした。

さぁ、次は期待の地中美術館です。



地中美術館

ガビ~ン!何と3時間待ちだとのこと。
一番先にここに来て、待ち時間に他を廻っちょったら良かったちや。
仕方が無いので、少し時間が早いけど宮浦まで帰って屋外作品を見ることにしました。



昼食

宮浦まで帰ると丁度正午になったので、港近くで昼食にしました。
夕方には「讃岐の晩餐会」があるので、昼食は軽めにしました。
瀬戸内海のタコの刺身、超美味かったぜよ(^o^)



銭湯

少し露地を入った所にある直島銭湯「I♥湯」です。
実際に入浴できる美術施設で、秘宝館から持ち込んだ小象や屋上の松の植栽など多様なオブジェで構成されているそうです。
「今の時間、空いていますよ!」と声が掛かってきましたが、時間が無いので入浴しませんでした。
しかしこの建物、高知の沢田マンションと良い勝負です(^^;)

この後、宮浦ギャラリー六区で片山真理の個展を観賞し、情緒豊かな町並みを散策して宮浦港まで帰ってきました。



直島パビリオン

建築家の藤本壮介が、昨年宮浦港付近に完成させた幾何学的オブジェ「直島パヴィリオン」です。
ステンレスメッシュで出来ていて、来場者が出入りすることが出来ます。



DSC05738.jpg

作品の中から見た宮浦港です。
帰りのフェリーが入ってきています。急ごう!



赤南瓜

フェリー乗り場の先端に鎮座する草間彌生の赤かぼちゃです。
宮浦港のシンボルでもあり、瀬戸内国際芸術祭2016ガイドブックの表紙にも使われています。
中に入ることができ、丸い窓から顔を出して写真を撮ることが出来ます。

この後、「讃岐の晩餐会」の集合時間に間に合うよう、午後2時20分発の高松港行きフェリーに乗りました。
それにしても、正味4時間足らずの瀬戸芸観賞とは、あまりにもタイトなスケジュールでした。
瀬戸芸は今週いっぱいで終わるので、次回の3年後にはゆっくりした日程で観賞したいものです。


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白木谷国際現代美術館

今日は久しぶりにアートの記事です。
南国市の中山間地である白木谷地区には、高知県展洋画部門無鑑査である武内光仁氏が代表を務め、2009年に開館した白木谷国際現代美術館があります。


美術館_edited-1

美術館は旧JA南国市白木谷支所前に、県道に沿って建っているのですぐ分かります。
2月から新しい企画展を開催しているというので行ってみました。


美術館入口

美術館の入口です。
入るとそこは喫茶ルームになっています。


入口_edited-1

喫茶ルームには武内氏のデザインした椅子やテーブルが置かれ、東京都庁第一本庁舎2Fロビーで2カ月間特別展示したときの写真などが飾られていました。

写真撮影とブログへの掲載を快く承諾して下さったので、屋内と屋外の展示作品の一部をご紹介します。


母体の中で見た厳しい現実の夢

喫茶ルームの入口から展示室に入る最初の通路部分に、四角い木のブロックを組み合わせた立体作品がありました。
作品名は、「母体の中で見た厳しい現実の夢」だそうです。


ピアノ

黄色を基調とした色鮮やかなピアノと、木製の立体作品です。
ピアノは実際に演奏ができ、入館した子ども達に演奏させることもあるそうです。


絵画展1

企画展の名称は「野外、遊歩道は今年も花・花・花。館内は満載の力作 展」(2016年2月1日~2016年4月19日)といい、広い展示室を複数使って開催していました。
県内外の作家42名の絵画や写真がズラッと展示されています。


絵画2

展示作品の一部です。県展無鑑査クラスの作品にはすごいインパクトがあります。
この他の作品も力作ばかりなので、ぜひ入館してご鑑賞して頂きたいと思います。

屋内にはこの他たくさんの作品や、国内外のコレクションを展示していました。

そして、屋外の展示場には…


立体作品 立体作人3

不要になった鍋釜や、大きな栗石を積み重ねた立体作品です。
栗石は、何と武内氏が一人で積み上げたそうです。 芸術家も体力がいりますね。


立体作品2

これは「紳士達の昼食会」という作品で、県道からも上半分を見ることが出来ます。


自転車

川沿いに遊歩道を下りていくと、自転車40台を使った作品が空中に浮いていました。
う~ん、躍動感があるう!

白梅 桜

遊歩道の斜面には、白梅と早咲きのが咲き始めていました。


コーヒー

屋内と屋外の展示物を鑑賞して喫茶ルームに戻り、コーヒーを頂きました。
入場料はコーヒー付きで大人500円、中学生250円、小学生は無料と実にリーズナブルです(^^)


Dm28[1]

現在開催中の企画展ポスターです。白木谷国際現在美術館のHPよりお借りしました。
県内外重鎮アーティストの作品を一堂にして鑑賞できる良い機会なので、ぜひ白木谷国際現代美術館に行かれてみては如何でしょうか。
もうすぐ梅、桃、桜なども満開になるでしょう(^^)


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二つの写真展と箏コンサート

良い秋晴れが続いていましたが、昨日から久しぶりの雨になりました。
この週末は紅葉の名所「別府峡」と、徳島県側の「高の瀬峡」に行きたかったのになぁ(T_T)

そうだ! この雨は芸術の秋に親しむ絶好の機会では。。。
と気持ちを切り替え、この秋まだ経験してない芸術の秋を楽しむことにしました。

そして昨日、最初に行ったのが…


藁工ミュージアム

高知市の藁工ミュージアムです。
ここでは今、European Eyes on Japan/Japan Today vol.16 −ヨーロッパの写真家が出会った高知− ALEXANDER GRONSKY + NINA KORHONEN が開催されています。

昨年、ラトビアのアレキサンダー・グロンスキーさんと、スウェーデンのニナ・コルホネンさんが高知県に滞在して作品を制作し、外国人2人の視点から見た「高知」から、自分にとっての「高知」とは何かを見つめ直そうという写真展です。


ポスター1

藁工ミュージアムの入口に立っている大型看板のデザインです。
二人の目をアレンジしたデザインが素晴らしいですね。


入口

会場を真正面から見たところです。
雨に濡れた藁工もまた趣があります。


DSC04924.jpg DSC04921.jpg

展示の様子は撮影出来ませんでしたので、フライヤーの表と裏を貼り付けますので展示会の雰囲気をご想像下さい。
何気ない田舎の風景や街角、そしてそこで生活す普段着の人々の姿がいっぱい展示されていました。

この展示会、11月29日まで開催されています。 詳しくはこちら → 


美術館

次に行ったのがこちら。ご存じ高知県の芸術の殿堂高知県立美術館でございます。
ここでは、かの高名な写真家の作品展を開催中です。


写真展看板

美術館に通じる通路の脇の掲示板に篠山紀信展 写真力の看板が立っています。
そうです。あの女優のポートレートやヌード写真で有名な巨匠です。


美術館1階ホール

写真展は二階の展示室2カ所で開催されていました。
この1階ホールは写真撮影できましたが、もちろん展示会場は出来ません。
それで、またフライヤーを貼り付けますので展示会の様子をご想像下さい(^^)


チラシ1

フライヤーは2種類ありました。
ジョン・レノンとオノ・ヨーコ、そして高知出身の女優さんの大分前の写真。


DSC04919.jpg

裏面は共通でした。
クリックすれば何とか字が読めます。

実際に写真展を見た感想は、いや~、スゴかった、素晴らしかった!の一言です。
壁一面に拡大された迫力ある写真もたくさんありました。
美しい女優や男優の写真に混じって、足首から頭の上までモンモンの入ったコワイお兄さん方の写真も…

この素晴らしい篠山紀信展、来年の1月11日まで開催されています。→ こちら

また、高知県立美術館コレクション展として、かの有名なシャガール展と、後免町出身であり明治時代から大正時代にかけて活躍した日本画家、山本昇雲展を同時開催しています。
こちらも見応えがあるので、ぜひご鑑賞をお勧めします。

尚、篠山紀信展と藁工の写真展はリンクしていて、篠山紀信展のチケットを示すと藁工の写真展が100円安くなります。
ワタクシ、このことを知らなくて行く順序を逆に行ってしまいました(^^;)


そして、その夜…


ホール 箏ポスター

美術館東隣のホールで箏と二胡による「永遠の灯火コンサート」が開催されました。
このコンサートは、松村紫乃&グループ箏の定期演奏会で、第65回高知県芸術祭協賛になっています。
日本の箏のリズムと、中国の二胡の音色がコラボした素晴らしいコンサートでした。

こうして、昼間は二つの写真展、夜は演奏会と久しぶりに芸術の秋を楽しんだのでございました。


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