みくろ洞から室戸岬を回って、
最御崎寺へ向かいました。
最御崎寺は、807年に嵯峨天皇の勅願により弘法大師が創建し、四国第24番霊場になっています。
室戸スカイラインのクネクネ道を登ると、すぐに最御崎寺の駐車場に着きました。

最御崎寺の
参道入口です。
階段を登らず、下の道を通って山門(仁王門)から入ります。

山門までの途中に
吉井勇の歌碑がありました。
空海を たのみまいらす 心もて はるばる 土佐の国へ 来にけり
ところで標柱に書かれたている東寺とは最御崎寺の通称で、西寺は同じく室戸市にある第26番霊場の金剛頂寺のことです。

駐車場から数分で
山門(仁王門)に着きましたが、雨脚が強まり煙っています。

山門の
仁王像です。
仁王像は表と裏に2対あって、表側は金網を張ってありましたが裏側には張っていませんでした。

山門を潜って少し行くと、
ヤッコソウの
標識がありました。
最御崎寺は、高知県の天然記念物であるヤッコソウの群生地としても有名です。

標識から数m入ると、大きな木の下に
ヤッコソウがたくさん生えていましたが、花は枯れてこんな姿になっていました。
ヤッコソウは11月頃に花が咲くそうなので、その頃に一度来てみたいと思いました。

本堂に向かって右側に、1648年に土佐藩2代目藩主の山内忠義が寄進したという
鐘楼堂が建っています。
さすがに歴史を感じます。
昭和59年に新しい鐘楼堂が建てられたので、現在は使われていないそうです。

そして左側には
大師堂が建っていますが、こちらも相当古い建物でした。

本堂手前に建っている
多宝塔です。

本尊である空海自刻の虚空蔵菩薩を安置している
本堂です。

本堂の左奥には新しい
鐘楼と宝物殿が建っています。
宝物殿には、国指定重要文化財の「木造薬師如来坐像」、「木造月光菩薩立像」、「石造如意輪観音半跏像」等が安置されています。
本堂の裏側には聖天堂、護摩堂などが並び、一番奥に宿坊である遍路センターがありますが、雨が降っているので行くのを止めました。

駐車場に戻り西側を見ると、
室戸岬漁港の全景が見えました。
ここの突堤と離岸堤は沖磯に勝るとも劣らない好釣場で、離岸堤へは渡船が出ています。
帰りに偵察に寄ってみよう(^^)

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