博物館網走監獄

昨夜、2泊3日の北海道・道東地方への小旅行を終えて帰ってきました。
これくらいの日数で、広大な北海道の全域を廻ることはとても出来ません。何しろ面積が九州の2倍、四国の4倍以上もあるのですから。

今日から3連続で道東地方の観光地巡りをレポートします。お付き合いのほどよろしくよろしくお願いします(^^)


網走監獄博物館

朝の始発で高知龍馬空港を飛び立ち、羽田で2時間以上の待ち時間を費やして女満別空港に降り立ったのは午後1時を過ぎていました。そして観光バスが向かったのは、高倉健をスターダムに押し上げた任侠映画、網走番外地シリーズの舞台となった網走刑務所です。
まず、刑務所の古い建造物を移転した博物館網走監獄を見学しました。

上の写真は博物館の入口の門で、監獄の門は奥に見えている煉瓦色の建物です。


刑務所門

これが「赤レンガ門」と言われる網走刑務所の正門で、大正13年に完成した物を再現構築したものです。
本物の正門は、ここから2kmほど離れた現在の網走刑務所に残っています。

それでは中に入ってみましょう。


食事 囚人

博物館敷地内には数多くの建造物が配置されていますが、時間の関係でその中の数施設を見学しました。
左の写真は明治初期に道路工事に従事した囚人達が、工事現場の休泊所で食事をしているところです。
もちろん人形ですが、真ん中に立っているのは本物の人間(旅行グループの仲間)です。

右は、監獄歴史館に展示された囚人の様子です。手錠を掛けられ、逃亡できないように鎖でつながれています。


体感シアター

監獄歴史館の中に体験シアターがあり、明治時代初期に北海道開拓の尖兵として、過酷な条件の下で道路工事に酷使された囚人達の悲劇が放映されていました。
当時、佐賀の乱や西南戦争、自由民権運動などで大量の国事犯や政治犯が生まれ、ロシアの南下政策に対抗するため北海道の開発が急務となっていたことから、北海道の開拓に多くの囚人が動員されたとのことでした。

博物館網走監獄のホームページに載っていた次の一文が心に残りました。

「忘れていけないのは、他の街と網走をつないで延びる道路や鉄道の線路も、現在多くの人たちが降り立つ空港も、オホーツクの海の幸を満載して帰ってくる漁船が横付けする港も、秋になると豊かに実る広大な農地も、みんな、みんな最初に作ったのは網走の囚人達だったとのことです。作業の過酷さに多くの囚人達がこの網走を終焉の地としながら・・・・」


DSC08441.jpg

次に入館したのは放射状舎房です。この施設は囚人達の生活の場であり、一番見学したかった施設です。
昭和59年まで使われていた五翌放射状の平屋舎房を移転復元したものです。
この中央見張から五棟の舎房が放射状に広がっていて、全ての棟を監視できる構造になっています。


独房 脱獄

左の写真は独房の様子です。
このように四方を壁で囲まれた窮屈な小部屋で、零下20度にもなるという網走の冬を過ごすことは、今の私たちには想像を絶する過酷さだったと思います。
天井には脱獄している囚人の人形が取り付けてありました。


入浴

当時の浴場の様子も再現されていました。
初期の頃には政治犯が多かった受刑者も、だんだんと凶悪犯の比重が増えてこのような刺青を彫った囚人が増えたそうです。
悪い夢を見そう(^^;)


煉瓦造り独居房

規律違反者を閉じこめた懲罰用の煉瓦造り独居房です。
窓がなく光が入らないこの房は、受刑者が最も恐れた場所だそうです。


全国的にも珍しい刑務所をモチーフとしたこの博物館をもっと見たかったのですが、1時間足らずの見学でバスは次の場所へと移動しました。


オホークツバザール

この地域の特産品を販売している「オホーツクバザール」です。


冷凍毛ガニ 活き毛ガニ

店内ではたくさんの種類の特産品が販売されていましたが、ワタクシのお目当てはもちろん北海の海産物です。
毛ガニやタラバガニの冷凍物、イクラやウニの加工品等が所狭しと並んでいました。
生きた毛ガニやタラバガニも売っていました。それにしても美味しそうな毛ガニですね。


開き 鮭

魚類ではホッケの干物や塩鮭を売っていました。サケは豊漁なのか値段もお手頃だと思いました。


刑務所遠景

オホーツクバザールのすぐ前を網走川が流れ、その対岸に現在の網走刑務所があります。
塀だけが当時の名残を残し、他の施設は近代的な建築物でした。


刑務所門 (2)

少し時間があったので、刑務所の正門まで行ってみました。
博物館網走監獄の正門より、こちらの正門が歴史の重みを醸し出していて、貴重な歴史的建造物だと思いました。

一人でバスへ帰っていると、高倉健のあの唄が後から聞こえてきたような気がしました。

春に 春に追われし 花も散る
   酒(きす)ひけ酒ひけ 酒暮(きすぐ)れて
     どうせ俺らの行く先は
       その名も網走番外地


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